おなかの中でギブ&テイク! 共生するヒトと腸内細菌
人は腸内に1キロにも及ぶ腸内細菌を共生させ、人は腸内細菌の手助け無しには腸の免疫系をつくることが出来ず、健康を維持することができません。
そのお返しとして、人の免疫は病原菌やウィルスは殺しても、腸内細菌とは平和的に共存をしているのです。



発酵乳や乳酸菌等の善玉菌を摂ると、乳酸や酢酸が産生され、腸内を酸性の環境にします。
そのため、有害(悪玉)菌が定着しにくく、善玉菌が優勢になり、腸内環境が良くなります。
善玉菌が増えると、次のようなよい働きをします。
1.悪玉菌の力を弱める
2.食べ物の消化・吸収の促進
3.ビタミンB群を中心としたビタミンの合成、免疫力を強化する
4.病気に対する抵抗力をつける働きをする
善玉菌の中でも特に、乳酸菌の種類は20のグループに分けられ、それぞれ200種類以上の乳酸菌の存在が認められています。また、乳酸菌の種類は、大きく分けて動物由来または植物由来のいずれかで分類されています。


悪玉菌の中で代表的なものは、ウェルシュ菌、ブドウ球菌、緑膿菌などです。
この他には、ベーヨネラ、大腸菌なども。
悪玉菌は、タンパク質の一部を栄養分として利用し、その過程で有害物質を作りだします。

おなかの中を善玉菌優位に保つ考え方をプロバイオティクスと言います。
生体に良い影響を与える生きた微生物(善玉菌)、腸内細菌は年齢を経るごとに変化して、中高年になると有害菌(悪玉菌)が増えて様々な悪影響を及ぼします。
腸内細菌の種類を制御(善玉菌を増やす)して、健康状態を高める考え方がプロバイオティクスの考え方です。

どんな菌がプロバイオティクス(善玉菌)なの?
安全性が十分に保証された細菌であること。
ひと(宿主)の腸内細菌の一員であること。
胃液や短銃などに耐えて腸内に到達出来ること。
腸内で増殖できること。
ひとに明確な有用効果を発揮すること。
食品などの形態で有用な菌数を維持できること。
安価で容易に取り扱えること。
つまり、腸内細菌由来で、口から摂取されたら生きたまま大腸まで達し増殖できる菌のみに限ります。
代表的なのは、有胞子乳酸菌、ビフィズス菌、植物性乳酸菌です。
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